TVアニメ新作数と放送期間の集計結果。
データは、2006年~2008年。
毎回データの数値が微妙に違うのは、スルーの方向で。
疑問 :
年間作品数は減っているのか?
それとも、1作あたりの放送期間が延びただけなのか?
結論 :
作品数は、減少傾向。
放送枠数は、大幅減少か?
詳しくは、本文をお読み下さい。
注意
本記事の内容は、独自調査のため正確ではありません。
かなり高い確率で、実際の数値とは異なります。
あくまで参考程度にとどめて下さい。
放送開始時期別、放送期間一覧表
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 | 計 |
---|---|---|---|---|
'06/01 | 17 | 2 | 3 | 22 |
'06/04 | 21 | 27 | 12 | 60 |
'06/07 | 15 | 6 | 2 | 23 |
'06/10 | 21 | 19 | 10 | 50 |
2006年 | 74 | 54 | 27 | 155 |
'07/01 | 16 | 4 | 4 | 24 |
'07/04 | 10 | 28 | 9 | 47 |
'07/07 | 18 | 4 | 1 | 23 |
'07/10 | 15 | 22 | 5 | 42 |
2007年 | 59 | 58 | 19 | 136 |
'08/01 | 17 | 3 | 5 | 25 |
'08/04 | 14 | 16 | 11 | 41 |
'08/07 | 19 | 2 | - | 21 |
'08/10 | 21 | 15 | 5 | 41 |
2008年 | 71 | 36 | 21 | 128 |
total | 204 | 148 | 67 | 419 |
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 |
---|---|---|---|
'06/01 | 77.3% | 9.1% | 13.6% |
'06/04 | 35.0% | 45.0% | 20.0% |
'06/07 | 65.2% | 26.1% | 8.7% |
'06/10 | 42.0% | 38.0% | 20.0% |
2006年 | 47.7% | 34.8% | 17.4% |
'07/01 | 66.7% | 16.7% | 16.7% |
'07/04 | 21.3% | 59.6% | 19.1% |
'07/07 | 78.3% | 17.4% | 4.3% |
'07/10 | 35.7% | 52.4% | 11.9% |
2007年 | 43.4% | 42.6% | 14.0% |
'08/01 | 68.0% | 12.0% | 20.0% |
'08/04 | 34.1% | 39.0% | 26.8% |
'08/07 | 90.5% | 9.5% | - |
'08/10 | 51.2% | 36.6% | 12.2% |
2008年 | 55.5% | 28.1% | 16.4% |
total | 48.7% | 35.3% | 16.0% |
<説明>
- クール数
[1クールは、期間 : 3ヶ月、話数 : 13話前後]
- 1クール作品は、1クール : 10~14話。
- 2クール以上の作品は、1クール : 11話~14話
- 2クール超には、放送中の作品を含む
- 空欄( - )は、本数 0、該当作品なし。
- 空欄( . )は、本数未定、値なし。
換算例
彩雲国物語(1期)は、2006/4~2007/2までと約1年間の放送。
しかし、話数が39話なので、4クールではなく 3クール作品として集計します。
<寸評>
2008年10月期は、いわゆる大改編にもかかわらず、
1クール作品の比率が 50%を超えています。
大改編の時期は、
1クール作品の比率が 50%以下になるのが通例でしたが、
その法則が崩れました。
(基本的に 4月期、10月期は大改編。1月期、7月期は小改編)
作品数
- 2006年 155本
- 2007年 136本 (前年比 19本減、△-12.3%)
- 2008年 128本 (前年比 _8本減、△-_5.9%)
作品数は、減少傾向。
ただ、2008年の減少は、2007年より鈍化しています。
本数ではなく、1クールごとの放送枠数に換算すると、 2008年の放送枠数は、かなり減少か?
放送枠数 (1クールと 2クールの合計枠数)
- 2006年 (作品数 / 128) : 74+54×2=182
- 2007年 (作品数 / 117) : 59+58×2=175
- 2008年 (作品数 / 107) : 71+36×2=143
換算法
- 1クール作品 : 作品数×1枠
- 2クール作品 : 作品数×2枠
作品数の比較
- 2007年 作品数 : 前年比 11本減 (△-8.6%)
- 2008年 作品数 : 前年比 10本減 (△-8.5%)
放送枠数の比較
- 2007年 放送枠数 : 前年比 _7減 (△-_3.8%)
- 2008年 放送枠数 : 前年比 32減 (△-18.3%)
枠数の比較は、 年をまたぐ作品があるので、 正確な比較にはなりません。
改めてまとめると、
疑問 :
年間作品数は減っているのか?
それとも、1作あたりの放送期間が延びただけなのか?
結論 :
2007年は、作品数減だが、2クール作品は微増。
相対的に、2クール作品の比率は増えました。
それに対し、
2008年は、作品数減に加え、
2クール作品の大幅減少で、放送枠数が大幅減。
となっています。
参考 : 放送開始時期別、放送期間一覧表 (2009年)
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 | 計 |
---|---|---|---|---|
'09/01 | 16 | 5 | 4 | 25 |
'09/04 | 10 | 7 | 3 | 35 |
'09/07 | 6 | 1 | 1 | 19 |
2009年 | 32 | 13 | 8 | _79 |
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 |
---|---|---|---|
'09/01 | 64.0% | 20.0% | 16.0% |
'09/04 | 28.6% | 20.0% | 8.6% |
'09/07 | 31.6% | 5.3% | 5.3% |
2009年 | 40.5% | 16.5% | 10.1% |
2009年の数値について
2009年の作品は、その多くが現在放送中のため、
数値は未確定です。
各項目の合計と作品数の合計は、
一致しません。
また、比率の合計も100%になりません。
関連 : 前回記事
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