TVアニメ新作数と放送期間の集計結果。
データは、2006年~2009年。
タイトルと検証結果が、 全く合わなくなってしまったなぁ...
疑問 :
年間作品数は、減っているのか?
それとも、1作あたりの放送期間が、延びただけなのか?
結論 :
作品数の減少幅が拡大。
本数だけでは分からない現象も?
詳しくは、本文をお読み下さい。
注意
本記事の内容は、独自調査のため正確ではありません。
かなり高い確率で、実際の数値とは異なります。
あくまで参考程度にとどめて下さい。
放送開始時期別、放送期間一覧表
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 | 計 |
---|---|---|---|---|
'06/01 | 17 | 2 | 3 | 22 |
'06/04 | 21 | 27 | 12 | 60 |
'06/07 | 15 | 6 | 2 | 23 |
'06/10 | 21 | 19 | 10 | 50 |
2006年 | 74 | 54 | 27 | 155 |
'07/01 | 16 | 4 | 4 | 24 |
'07/04 | 10 | 28 | 9 | 47 |
'07/07 | 18 | 4 | 1 | 23 |
'07/10 | 15 | 22 | 5 | 42 |
2007年 | 59 | 58 | 19 | 136 |
'08/01 | 17 | 3 | 5 | 25 |
'08/04 | 14 | 16 | 11 | 41 |
'08/07 | 19 | 2 | - | 21 |
'08/10 | 21 | 15 | 5 | 41 |
2008年 | 71 | 36 | 21 | 128 |
'09/01 | 16 | 5 | 4 | 25 |
'09/04 | 10 | 17 | 7 | 34 |
'09/07 | 14 | 2 | 3 | 19 |
'09/10 | 18 | . | . | 36 |
2009年 | 58 | 24 | 14 | *注 114 |
total | 262 | 172 | 81 | 533 |
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 |
---|---|---|---|
'06/01 | 77.3% | 9.1% | 13.6% |
'06/04 | 35.0% | 45.0% | 20.0% |
'06/07 | 65.2% | 26.1% | 8.7% |
'06/10 | 42.0% | 38.0% | 20.0% |
2006年 | 47.7% | 34.8% | 17.4% |
'07/01 | 66.7% | 16.7% | 16.7% |
'07/04 | 21.3% | 59.6% | 19.1% |
'07/07 | 78.3% | 17.4% | 4.3% |
'07/10 | 35.7% | 52.4% | 11.9% |
2007年 | 43.4% | 42.6% | 14.0% |
'08/01 | 68.0% | 12.0% | 20.0% |
'08/04 | 34.1% | 39.0% | 26.8% |
'08/07 | 90.5% | 9.5% | - |
'08/10 | 51.2% | 36.6% | 12.2% |
2008年 | 55.5% | 28.1% | 16.4% |
'09/01 | 64.0% | 20.0% | 16.0% |
'09/04 | 29.4% | 50.0% | 20.6% |
'09/07 | 73.7% | 10.5% | 15.8% |
'09/10 | 50.0% | . | . |
2009年 | 50.9% | 21.1% | 12.3% |
total | 49.2% | 32.3% | 15.2% |
*注 : 2009年の作品数について
2009年10月期の数値に、放送期間未確定の部分があります。
そのため、小計の和と合計が一致しません。
(確定 : 58+24+14=96、未確定 : 18、計 : 114)
また、比率の和も、100%になりません。
<説明>
- クール数
[1クールは、期間 : 3ヶ月、話数 : 13話前後]
- 1クール作品は、1クール : 10~14話。
- 2クール以上の作品は、1クール : 11話~14話
- 2クール超には、放送中の作品を含む
- 空欄 ( - )は、本数 0、該当作品なし。
- 空欄 ( . )は、本数未定、値なし。
換算例
彩雲国物語(1期)は、2006/4~2007/2までと約1年間の放送。
しかし、話数が39話なので、4クールではなく 3クール作品として集計します。
<寸評>
2009年10月期も、いわゆる大改編にもかかわらず、
1クール作品の比率が 50%に達しています。
大改編の時期は、
1クール作品の比率が 50%以下になるのが通例でしたが、
その法則が崩れました。
これは、2008年10月期から 2年連続になります。
(基本的に 4月期、10月期は大改編。1月期、7月期は小改編)
<作品数>
- 2006年 155本
- 2007年 136本 (前年比 19本減、△-12.3%)
- 2008年 128本 (前年比 _8本減、△-_5.9%)
- 2009年 114本 (前年比 14本減、△-10.9%)
作品数は、減少傾向。
2009年の減少数は、再び拡大しています。
<放送枠数>
注 : 枠数の比較は、 年をまたぐ作品があるので、 正確な比較にはなりません。
放送枠数 (1クールと 2クールの合計枠数)
- 2006年 (作品数 / 128) : 74+54×2=182
- 2007年 (作品数 / 117) : 59+58×2=175
- 2008年 (作品数 / 107) : 71+36×2=143
換算法
- 1クール作品 : 作品数×1枠
- 2クール作品 : 作品数×2枠
2009年は、10月期が未確定のため、正確な数値が出ません。
仮に、10月期の放送継続予定作品がすべて 2クールとすると、
結果は以下のようになります。
- 作品数 : 100
- 1クール : 40+18=58
- 2クール : (24+18)× 2=42× 2=84
- 合計 : 58+84=142
この結果を見る限り、本数でも枠数でも、
2008年 (上記 : 143枠)を上回るのは難しいようです。
改めてまとめると、
疑問 :
年間作品数は減っているのか?
それとも、1作あたりの放送期間が延びただけなのか?
結論 :
2007年は、作品数減だが、2クール作品は微増。
相対的に、2クール作品の比率は増えました。
2008年は、作品数減に加え、
2クール作品の減少で、放送枠数も減少。
となっています。
2009年は、作品数減に加え、
さらに、30分未満のミニアニメが増えています。
見かけの本数減以上に、
アニメの放送時間は減っていると思われます。
関連 : 過去記事
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