TVアニメ新作数と放送期間の集計結果。
データは、2006年~2009年。
参考として、2010年前半の数値も載せています。
疑問 :
年間作品数は、減っているのか?
それとも、1作あたりの放送期間が、延びただけなのか?
結論 :
作品数の減少は、継続。
2010年は、新作数100本割れの可能性も?
詳しくは、続きをお読み下さい。
注意
本記事の内容は、独自調査のため正確ではありません。
かなり高い確率で、実際の数値とは異なります。
あくまで参考程度にとどめて下さい。
放送開始時期別、放送期間一覧表
年別データ
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 | 計 |
---|---|---|---|---|
合計 | 264 | 185 | 90 | 539 |
2006年 | 74 | 54 | 27 | 155 |
2007年 | 59 | 58 | 19 | 136 |
2008年 | 71 | 36 | 21 | 128 |
2009年 | 60 | 37 | 23 | 120 |
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 |
---|---|---|---|
合計 | 49.0% | 34.3% | 16.7% |
2006年 | 47.7% | 34.8% | 17.4% |
2007年 | 43.4% | 42.6% | 14.0% |
2008年 | 55.5% | 28.1% | 16.4% |
2009年 | 50.0% | 30.8% | 19.2% |
四半期別データ
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 | 計 |
---|---|---|---|---|
合計 | 264 | 185 | 90 | 539 |
'06/01 | 17 | 2 | 3 | 22 |
'06/04 | 21 | 27 | 12 | 60 |
'06/07 | 15 | 6 | 2 | 23 |
'06/10 | 21 | 19 | 10 | 50 |
'07/01 | 16 | 4 | 4 | 24 |
'07/04 | 10 | 28 | 9 | 47 |
'07/07 | 18 | 4 | 1 | 23 |
'07/10 | 15 | 22 | 5 | 42 |
'08/01 | 17 | 3 | 5 | 25 |
'08/04 | 14 | 16 | 11 | 41 |
'08/07 | 19 | 2 | - | 21 |
'08/10 | 21 | 15 | 5 | 41 |
'09/01 | 17 | 5 | 2 | 24 |
'09/04 | 10 | 19 | 11 | 40 |
'09/07 | 14 | 2 | 1 | 17 |
'09/10 | 19 | 11 | 9 | 39 |
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 |
---|---|---|---|
合計 | 49.0% | 34.3% | 16.7% |
'06/01 | 77.3% | 9.1% | 13.6% |
'06/04 | 35.0% | 45.0% | 20.0% |
'06/07 | 65.2% | 26.1% | 8.7% |
'06/10 | 42.0% | 38.0% | 20.0% |
'07/01 | 66.7% | 16.7% | 16.7% |
'07/04 | 21.3% | 59.6% | 19.1% |
'07/07 | 78.3% | 17.4% | 4.3% |
'07/10 | 35.7% | 52.4% | 11.9% |
'08/01 | 68.0% | 12.0% | 20.0% |
'08/04 | 34.1% | 39.0% | 26.8% |
'08/07 | 90.5% | 9.5% | - |
'08/10 | 51.2% | 36.6% | 12.2% |
'09/01 | 70.8% | 20.8% | 8.3% |
'09/04 | 25.0% | 47.5% | 27.5% |
'09/07 | 82.4% | 11.8% | 5.9% |
'09/10 | 48.7% | 28.2% | 23.1% |
<説明>
- クール数
[1クールは、期間 : 3ヶ月、話数 : 13話前後]
- 1クール作品は、1クール : 10~14話。
- 2クール以上の作品は、1クール : 11話~14話
- 2クール超には、放送中の作品を含む
- 空欄 ( - )は、本数 0、該当作品なし。
- 空欄 ( . )は、本数未定、値なし。
換算例
彩雲国物語(1期)は、2006/4~2007/2までと約1年間の放送。
しかし、話数が39話なので、4クールではなく 3クール作品として集計します。
<寸評>
一応今回は、2009年確報版。
前回記事から、数値が変わっています。
今まで、大改編の時期は、
放送期間の長い作品が増えると思っていました。
しかし、
2007年を除いて、10月期は、
1クール作品の比率が一番高くなっています。
データを見る限り、
10月期は大改編であっても、
1クール作品の比率が高くなるようです。
(基本的に 4月期、10月期は大改編。1月期、7月期は小改編)
<作品数>
- 2006年 155本
- 2007年 136本 (前年比 19本減、△-12.3%)
- 2008年 128本 (前年比 _8本減、△-_5.9%)
- 2009年 120本 (前年比 _8本減、△-_6.3%)
作品数は、減少傾向。
2009年の減少数は、2008年と同数でした。
<放送枠数>
放送枠数 (1クールと 2クールの合計枠数)
- 2006年 (作品数 / 128) : 74+54×2=182
- 2007年 (作品数 / 117) : 59+58×2=175
- 2008年 (作品数 / 107) : 71+36×2=143
- 2009年 (作品数 / _97) : 60+37×2=134
換算法
- 1クール作品 : 作品数×1枠
- 2クール作品 : 作品数×2枠
注 : 枠数の比較は、 年をまたぐ作品があるので、 正確な比較にはなりません。
前回の記事では、2009年の値は未確定でしたが、
結果は上記の通り、134と 9枠減でした。
しかし、作品数の減少 (10減) を考慮すると、
放送枠の減少は、最小限に押さえられたようです。
改めてまとめると、
疑問 :
年間作品数は減っているのか?
それとも、1作あたりの放送期間が延びただけなのか?
結論 :
2007年は、作品数減だが、2クール作品は微増。
相対的に、2クール作品の比率は増えました。
2008年は、作品数減に加え、 2クール作品の減少で、放送枠数も大幅に減少しました。
2009年も、引き続き作品数が減少。
しかし、
作品数が減少したのは、1クール作品のみ
となっています。
(他は、ほぼ横ばい)
参考 : 放送開始時期別、放送期間一覧表 (2010年)
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 | 計 |
---|---|---|---|---|
2010年 | 25 | 3 | 2 | 64 |
'10/01 | 12 | 3 | 2 | 17 |
'10/04 | 13 | . | . | 30 |
'10/07 | . | . | . | 17 |
'10/10 | . | . | . | . |
期間 | 1クール | 2クール | 2クール超 |
---|---|---|---|
2010年 | 39.1% | 4.7% | 3.1% |
'10/01 | 70.6% | 17.6% | 11.8% |
'10/04 | 43.3% | . | . |
'10/07 | . | . | . |
'10/10 | . | . | . |
2010年の数値について
2010年の作品は、その多くが現在放送中または、放送前のため、
数値は未確定です。
各項目の合計と作品数の合計は、
一致しません。
また、比率の合計も100%になりません。
10月期の新作数が、例年と同規模(40本程度)であれば、
年間の作品数は、ギリギリ100を上回ります。
しかし、2009年と比較すると、
10月期に前年と同規模の新作を期待するのは、
難しいかもしれません。
2010年四半期別新作数、2009年との比較
- 2010/1月期、17 (前年同期比、_7本減)
- 2010/4月期、30 (前年同期比、10本減)
- 2010/7月期、17 (前年同期比、増減なし)
関連 : 過去記事
この記事へのコメント