アニメ調査室(仮): 平均値では分からないもの ('16/7-9月期)

平均値では分からないもの ('16/7-9月期)

2016年11月26日

最終更新 : 2016/11/26

アニメ調査の結果発表には、主に平均値を使用しています。
しかし、実際には、それだけでは分からないものもあります。
今回は、評価のばらつきについて書いてみます。

評価のばらつきについて調べるため、今回は、評価の分散を求めました。
分散とは、それぞれの評価と平均値との差を数値化したものです。

と、ここまでコピペ

ひとこと感想

今回、最も評価が割れた作品は、 orange でした。

対象は、'16/7-9月期終了アニメです。
データは、'16/11/13時点のものを使用しています。

評価数10未満は、参考値としています。

分散 1以上

分散 1未満

分散 0.8未満

分散	評価数	作品名
1.2882	848	全評価
0.7589	28	クロムクロ
0.7542	22	Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤドライ!!
0.7373	23	あまんちゅ!
0.7344	16	ももくり (TV初放送)
0.6963	22	ベルセルク (2016年版)
0.6875	20	ラブライブ! サンシャイン!!
0.6500	10	不機嫌なモノノケ庵
0.6389	24	タブー・タトゥー
0.5956	15	銀河機攻隊マジェスティックプリンス 25話
0.4888	15	ガンダムビルドファイターズトライアイランド・ウォーズ
0.4483	22	食戟のソーマ弍ノ皿
0.4310	23	アルスラーン戦記風塵乱舞
0.3724	14	境界のRINNE 第2期

参考値 (評価数10未満)

数値なし

評価なし

上の表だけでは、何を意味するのかわからないと思うので、実際の評価数を見て比較してみます。

分散がもっとも小さい
境界のRINNE 第2期の評価

項目内訳[◆:25, ☆:5, o:1]

分散がもっとも大きい
orange の評価

項目内訳[◆:25, ☆:5, o:1]

最終評価平均値 : S評価からE評価までの平均値

解説

分散がもっとも小さい境界のRINNE は、
ほとんどがB,C評価です。

対して、
分散がもっとも大きい orange は、
S評価からE評価まで、評価がばらついています。

結果、分散が小さい作品は、平均値に納得できる人が多くなります。
逆に、分散が大きい作品は、平均値に不満を持つ人が多くなります。

上記、評価数の詳細は、各作品ページに載せているものです。
これを見ることで評価のばらつき具合が、ある程度わかると思います。

結果をみるときの参考にしてください。