DVD販社で分けてみる55 (その1) 販社別まとめ編

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[最終更新 2020/6/14]

今回は、
2019/4月期 - 2020/3月期 終了アニメ のDVD販社別一覧表。
(第53-56回調査)
表に使用したのは、2020/5月現在のデータです。

これを見ると、 好調な会社、不調な会社がわかる...かも?


対象は、18社。
上位 5社で作品数の 1/3強 を販売。
好評作品が多いのは、
アニプレックス、東宝、
メディアファクトリー など。


長くなったため、分割。
こちらは、販社別まとめ編です。


寸評

今回は、2019年度の 1年分の集計。
評価数がある程度あった、グループ A、Bは、 18社。
作品数上位の 5社が、全体の 1/3強 を占めています。
(77 / 212、36.3%)

  1. 18本 : アニプレックス
  2. 17本 : メディアファクトリー
  3. 15本 : ポニーキャニオン
  4. 14本 : ハピネット
  5. 13本 : 角川

18社中、平均値以上の好評作品が 販売作品の半数を超えたのは、6社。
この 6社は、全体の平均評価を上回っています。

好評作品の数は、
メディアファクトリー の、9本が最多。


好評作品の割合が半数以下ながら複数あったのは、7社。
この中で、評価が平均を超えたのは、3社。


好評作品が 1つでもあったのは、2社。
平均値以上の作品がない販社は、3社でした。


  • 平均値以上の作品 : 2本以上、販売作品の半数超

    1. +1.4713 [4 / _5] ワーナー・ホーム・ビデオ
    2. +1.2854 [9 / 17] メディアファクトリー
    3. +1.2184 [3 / _4] バンダイナムコアーツ
    4. +1.2059 [4 / _5] キングレコード
    5. +1.1036 [8 / 12] 東宝
    6. +0.9358 [7 / 12] エイベックス

  • 平均値以上の作品 : 2本以上、全販売作品の半数以下

    1. +1.0030 [7 / 15] ポニーキャニオン
    2. +0.9817 [4 / _8] バップ
    3. +0.9800 [3 / _6] DMM pictures
    4. +0.8557 [8 / 18] アニプレックス
    5. +0.8468 [2 / _5] フライングドッグ
    6. +0.6358 [4 / 13] 角川
    7. +0.5281 [4 / 14] ハピネット

  • 平均値以上の作品 : 1本

    1. +0.6522 [1 / _2] 松竹
    2. +0.3381 [1 / _9] NBCユニバーサル (ジェネオン)

  • 平均値以上の作品 : なし

    1. +0.2708 [0 / _4] 彗星社
    2. +0.2333 [0 / _2] ソニーピクチャーズ
    3. +0.2245 [0 / _3] オーバーラップ


凡例

  • 平均評価 [好評数 / 作品数] 販社名

グループCは、評価数が少ないので除外しています。


以下、詳細データ


販社別データ

平均以上

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.8870 4275 210 20.4 +0.8494
A ワーナー・ホーム・ビデオ +1.4713 157 5 31.4 +1.4200
A メディアファクトリー +1.2854 438 17 25.8 +1.2425
A バンダイナムコアーツ +1.2184 87 4 21.8 +1.0750
A キングレコード +1.2059 136 5 27.2 +1.2200
A 東宝 +1.1036 309 12 25.8 +1.2143
A ポニーキャニオン +1.0030 338 15 22.5 +0.9031
A バップ +0.9817 164 8 20.5 +1.1533
A DMM pictures +0.9800 150 6 25.0 +0.8643
A エイベックス +0.9358 296 12 24.7 +0.8022

平均以下

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.8870 4275 210 20.4 +0.8494
A アニプレックス +0.8557 506 18 28.1 +1.0246
A フライングドッグ +0.8468 111 5 22.2 +1.0211
A 松竹 +0.6522 46 2 23.0 (-)
A 角川 +0.6358 335 13 25.8 +0.3763
B ハピネット +0.5281 267 14 19.1 +0.3221
B NBCユニバーサル (ジェネオン) +0.3381 139 9 15.4 +0.3667
B 彗星社 +0.2708 48 4 12.0 +0.1111
B ソニーピクチャーズ +0.2333 30 2 15.0 (-)
B オーバーラップ +0.2245 49 3 16.3 (-)

グループC

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.8870 4275 210 20.4 +0.8494
C TCエンタテインメント +2.0714 28 1 28.0 (+1.2000)
C TRUSS +1.5833 12 1 12.0 (-)
C フリュー +1.4324 37 1 37.0 (+0.3333)
C ねこねこ日本史製作委員会 +1.3333 3 1 3.0 .
C ムービック +1.1935 31 1 31.0 (+1.7500)
C 一迅社 +0.8696 23 1 23.0 (-)
C 埼玉音楽放送株式会社 +0.6129 31 1 31.0 (-)
C 日本コロムビア +0.5385 26 1 26.0 (-)
C スマイラルアニメーション +0.2500 24 1 24.0 +0.7800
C フロンティアワークス +0.0400 25 1 25.0 +0.4054
C リバプール +0.0000 8 1 8.0 .
C ディズニー -0.3333 3 2 1.5 (+0.0000)
C 東映 -0.3684 19 1 19.0 (+0.6667)

<組分けについて>

まずは、各販社を評価数を基準に、 3つのグループに分けていることを確認して下さい。
簡単に説明すると、A→B→Cと、だんだん評価数が少なくなります。
(データの誤差が大きくなります)


  • グループ A : 評価数が多い
    1作品あたりの評価数が平均値以上
  • グループ B : 評価数が少ない
    1作品あたりの評価数が平均値未満
  • グループ C : 評価があまりついていない
    作品数:1、または評価数の総計が、 1作品あたりの平均評価数(今回は、20.4)以下

[前回]

  • 2019/1~2019/9月期の平均値。
  • 2019/11月現在の数値を使用。
  • (数値)は、前回グループCのため、 比較してもあまり意味はありません。
  • (-) は、前回と同じ数値。
  • . は、前回は数値なし。

関連

以下、個別データ編は、別ページにしました。


過去記事


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