DVD販社で分けてみる60 (その1) 販社別まとめ編

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[最終更新 2021/9/12]

今回は、
2021/1月期 - 6月期 終了アニメ のDVD販社別一覧表。
(第60-61回調査)
表に使用したのは、2021/9/5現在のデータです。

これを見ると、 好調な会社、不調な会社がわかる...かも?


対象は、16社。
上位 5社で作品数の約 1/3 を販売。
好評作品が多いのは、
アニプレックス、
東宝 など。


長くなったため、分割。
こちらは、販社別まとめ編です。


寸評

今回は、2021年 上半期の集計。
評価数がある程度あった、グループ A、Bは、 16社。
作品数上位の 5社が、全体の約 1/3 を占めています。
(46 / 129、35.7%)

  1. 16本 : アニプレックス
  2. _8本 : エイベックス
  3. _8本 : ポニーキャニオン
  4. _7本 : 角川
  5. _7本 : DMM pictures

16社中、平均値以上の好評作品が 販売作品の半数を超えたのは、5社。
この 5社は、全体の平均評価を上回っています。

好評作品の数は、
アニプレックス、 の 9本が最多。


好評作品の割合が半数以下ながら複数あったのは、5社。
この中で、評価が平均を超えたのは、1社。


好評作品が 1つでもあったのは、2社。
平均値以上の作品がない販社は、4社でした。


  • 平均値以上の作品 : 2本以上、販売作品の半数超

    1. +1.8186 [6 / _6] 東宝
    2. +0.9839 [2 / _2] キングレコード
    3. +0.9405 [9 / 16] アニプレックス
    4. +0.9256 [4 / _7] 角川
    5. +0.9027 [4 / _6] バンダイナムコアーツ

  • 平均値以上の作品 : 2本以上、全販売作品の半数以下

    1. +0.9100 [2 / _8] ポニーキャニオン
    2. +0.7156 [2 / _6] メディアファクトリー
    3. +0.7097 [3 / _6] ハピネット
    4. +0.6911 [4 / _8] エイベックス
    5. +0.4693 [2 / _7] DMM pictures

  • 平均値以上の作品 : 1本

    1. +0.8649 [1 / _3] 日本コロムビア
    2. +0.6923 [1 / _3] 東映

  • 平均値以上の作品 : なし

    1. +0.5435 [0 / _2] フライングドッグ
    2. +0.3235 [0 / _2] 彗星社
    3. +0.2143 [0 / _2] バップ
    4. +0.1290 [0 / _2] ムービック


凡例

  • 平均評価 [好評数 / 作品数] 販社名
  • : 平均値以上

グループCは、評価数が少ないので除外しています。


以下、詳細データ


販社別データ

平均以上

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.8104 3123 129 24.2 +0.8930
A 東宝 +1.8186 215 6 35.8 +1.7836
A キングレコード +0.9839 62 2 31.0 +1.2526
A アニプレックス +0.9405 504 16 31.5 +0.9049
A 角川 +0.9256 242 7 34.6 +0.7152
A ポニーキャニオン +0.9100 211 8 26.4 +0.9351
A バンダイナムコアーツ +0.9027 185 6 30.8 +1.1423
A 日本コロムビア +0.8649 74 3 24.7 -0.3438

平均以下

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.8104 3123 129 24.2 +0.8930
A メディアファクトリー +0.7156 218 6 36.3 +1.1884
A ハピネット +0.7097 155 6 25.8 +0.8480
A 東映 +0.6923 78 3 26.0 +0.7483
B エイベックス +0.6911 191 8 23.9 +0.9204
B フライングドッグ +0.5435 46 2 23.0 +0.9878
A DMM pictures +0.4693 179 7 25.6 +0.7194
B 彗星社 +0.3235 34 2 17.0 +0.3038
B バップ +0.2143 42 2 21.0 .
A ムービック +0.1290 62 2 31.0 +0.1905

グループC

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.8104 3123 129 24.2 +0.8930
C フリュー +2.0833 48 1 48.0 +1.8023
C マーベラス +1.8333 18 1 18.0 (-)
C 松竹 +1.0345 29 1 29.0 +1.3137
C ディズニー +1.0000 1 1 1.0 (-)
C 一迅社 +0.7037 27 1 27.0 (+0.6800)
C ソニーピクチャーズ +0.5429 35 1 35.0 +0.5862
C ブシロードミュージック +0.2500 20 1 20.0 (+1.0526)
C フロンティアワークス +0.1000 10 1 10.0 +0.2667
C NBCユニバーサル (ジェネオン) +0.0526 38 1 38.0 +1.2996
C ジーダス -0.5385 26 1 26.0 (+0.2143)

<組分けについて>

まずは、各販社を評価数を基準に、 3つのグループに分けていることを確認して下さい。
簡単に説明すると、A→B→Cと、だんだん評価数が少なくなります。
(データの誤差が大きくなります)


  • グループ A : 評価数が多い
    1作品あたりの評価数が平均値以上
  • グループ B : 評価数が少ない
    1作品あたりの評価数が平均値未満
  • グループ C : 評価があまりついていない
    作品数:1、または評価数の総計が、 1作品あたりの平均評価数(今回は、24.2)以下

[前回]

  • 2020/4~2021/3月期の平均値。
  • 2021/5月現在の数値を使用。
  • (数値)は、前回グループCのため、 比較してもあまり意味はありません。
  • (-) は、前回と同じ数値。
  • . は、前回は数値なし。

関連

以下、個別データ編は、別ページにしました。


過去記事


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