DVD販社で分けてみる62 (その1) 販社別まとめ編

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[最終更新 2022/3/13]

今回は、
2021/1月期 - 12月期 終了アニメ のDVD販社別一覧表。
(第60-63回調査)
表に使用したのは、2022/2月現在のデータです。

これを見ると、 好調な会社、不調な会社がわかる...かも?


対象は、22社。
上位 6社で作品数の 4割 を販売。
好評作品が多いのは、
アニプレックス、 バンダイナムコアーツ、 DMM pictures など。


長くなったため、分割。
こちらは、販社別まとめ編です。


寸評

今回は、2021年の 1年分の集計。
評価数がある程度あった、グループ A、Bは、 22社。
作品数上位の 6社が、全体の 4割 を占めています。
(98 / 237、41.4%)

  1. 29本 : アニプレックス
  2. 15本 : バンダイナムコアーツ
  3. 14本 : DMM pictures
  4. 14本 : ポニーキャニオン
  5. 13本 : メディアファクトリー
  6. 13本 : エイベックス

リストは同率 5位まで。(6社)


22社中、平均値以上の好評作品が 販売作品の半数を超えたのは、7社。
この 7社中 6社は、全体の平均評価を上回っています。


好評作品の割合が半数以下ながら複数あったのは、7社。
この中で、評価が平均を超えたのは、3社。

好評作品の数は、
アニプレックス の 14本が最多。


好評作品が 1つでもあったのは、3社。
平均値以上の作品がない販社は、5社でした。


  • 平均値以上の作品 : 2本以上、販売作品の半数超

    1. +1.7664 [_8 / _8] 東宝
    2. +1.5714 [_2 / _2] マーベラス
    3. +0.9927 [_8 / 14] ポニーキャニオン
    4. +0.9839 [_4 / _7] キングレコード
    5. +0.8967 [_9 / 15] バンダイナムコアーツ
    6. +0.7932 [_6 / 11] 角川
    7. +0.6767 [_7 / 13] エイベックス

  • 平均値以上の作品 : 2本以上、全販売作品の半数以下

    1. +0.9725 [_2 / _4] 日本コロムビア
    2. +0.8504 [14 / 29] アニプレックス
    3. +0.8058 [_2 / _4] 東映
    4. +0.6667 [_4 / 13] メディアファクトリー
    5. +0.6399 [_6 / 14] DMM pictures
    6. +0.5709 [_4 / 11] ハピネット
    7. +0.5474 [_2 / _4] NBCユニバーサル (ジェネオン)

  • 平均値以上の作品 : 1本

    1. +0.7541 [_1 / _2] 松竹
    2. +0.5909 [_1 / _2] ソニーピクチャーズ
    3. △-0.0699 [_1 / _6] バップ

  • 平均値以上の作品 : なし

    1. +0.5435 [_0 / _2] フライングドッグ
    2. +0.3030 [_0 / _2] フロンティアワークス
    3. +0.2826 [_0 / _5] 彗星社
    4. +0.2326 [_0 / _2] ブシロードミュージック
    5. +0.0526 [_0 / _3] ムービック


凡例

  • 平均評価 [好評数 / 作品数] 販社名
  • : 平均値以上

グループCは、評価数が少ないので除外しています。


以下、詳細データ


販社別データ

平均以上

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.7542 5890 237 24.9 +0.7517
A 東宝 +1.7664 274 8 34.3 +1.7521
B マーベラス +1.5714 49 2 24.5 (+1.8333)
A ポニーキャニオン +0.9927 411 14 29.4 +1.0032
A キングレコード +0.9839 248 7 35.4 +0.9257
A 日本コロムビア +0.9725 109 4 27.3 +0.8701
A バンダイナムコアーツ +0.8967 455 15 30.3 +0.8522
A アニプレックス +0.8504 842 29 29.0 +0.8242
A 東映 +0.8058 103 4 25.8 +0.6923
A 角川 +0.7932 382 11 34.7 +0.8011

平均以下

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.7542 5890 237 24.9 +0.7517
A 松竹 +0.7541 61 2 30.5 +0.7667
B エイベックス +0.6767 300 13 23.1 +0.7596
A メディアファクトリー +0.6667 423 13 32.5 +0.6872
A DMM pictures +0.6399 436 14 31.1 +0.4235
B ソニーピクチャーズ +0.5909 44 2 22.0 (-)
A ハピネット +0.5709 289 11 26.3 +0.6274
B NBCユニバーサル (ジェネオン) +0.5474 95 4 23.8 +0.4857
B フライングドッグ +0.5435 46 2 23.0 (-)
B フロンティアワークス +0.3030 33 2 16.5 (+0.1000)
B 彗星社 +0.2826 92 5 18.4 +0.1837
B ブシロードミュージック +0.2326 43 2 21.5 (-)
A ムービック +0.0526 76 3 25.3 +0.1270
B バップ -0.0699 143 6 23.8 -0.0631

グループC

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.7542 5890 237 24.9 +0.7517
C フリュー +2.0833 48 1 48.0 (-)
C よしもとミュージック +1.6667 3 1 3.0 .
C ディズニー +1.0000 1 1 1.0 (-)
C オーバーラップ +0.7143 35 1 35.0 .
C 一迅社 +0.7037 27 1 27.0 (-)
C ビジュアルアーツ +0.5926 27 1 27.0 .
C ワーナー・ホーム・ビデオ +0.4242 33 1 33.0 (+0.4688)
C ギャガ -0.0500 20 1 20.0 (-)
C ランティス -0.2857 7 1 7.0 (-)
C ジーダス -0.5385 26 1 26.0 (-)

<組分けについて>

まずは、各販社を評価数を基準に、 3つのグループに分けていることを確認して下さい。
簡単に説明すると、A→B→Cと、だんだん評価数が少なくなります。
(データの誤差が大きくなります)


  • グループ A : 評価数が多い
    1作品あたりの評価数が平均値以上
  • グループ B : 評価数が少ない
    1作品あたりの評価数が平均値未満
  • グループ C : 評価があまりついていない
    作品数:1、または評価数の総計が、 1作品あたりの平均評価数以下
  • 1作品あたりの評価数 : 24.9

[前回]

  • 2021/1-9月期の平均値。
  • 2021/11月現在の数値を使用。
  • (数値)は、前回グループCのため、 比較してもあまり意味はありません。
  • (-) は、前回と同じ数値。
  • . は、前回は数値なし。

関連

以下、個別データ編は、別ページにしました。


過去記事


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