DVD販社で分けてみる64 (その1) 販社別まとめ編

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[最終更新 2022/9/11]

今回は、
2022/1月期 - 2022/6月期 終了アニメ のDVD販社別一覧表。
(第64-65回調査)
表に使用したのは、2022/8月現在のデータです。

これを見ると、 好調な会社、不調な会社がわかる...かも?


対象は、16社。
上位 5社で作品数の 1/3強 を販売。
好評作品が多いのは、
アニプレックス、 ハピネット など。


長くなったため、分割。
こちらは、販社別まとめ編です。


寸評

今回は、2022年 上半期の集計。
評価数がある程度あった、グループ A、Bは、 16社。
作品数上位の 5社が、全体の 1/3強 を占めています。
(42 / 112、37.5%)

  1. 14本 : アニプレックス
  2. 8本 : 角川
  3. 7本 : ハピネット
  4. 7本 : バンダイナムコアーツ
  5. 6本 : メディアファクトリー

リストは 5位まで。


16社中、平均値以上の好評作品が 販売作品の半数を超えたのは、5社。
この 5社は、全体の平均評価を上回っています。

好評作品の割合が半数以下ながら複数あったのは、4社。
この中で、評価が平均を超えたのは、3社。


好評作品の数は、
アニプレックス の 7本が最多。


好評作品が 1つでもあったのは、4社。
平均値以上の作品がない販社は、3社でした。


  • 平均値以上の作品 : 2本以上、販売作品の半数超

    1. +1.7619 [2 / _2] 東宝
    2. +1.2535 [2 / _2] フライングドッグ
    3. +1.2034 [3 / _5] ポニーキャニオン
    4. +0.9721 [5 / _7] ハピネット
    5. +0.8780 [2 / _2] バップ

  • 平均値以上の作品 : 2本以上、全販売作品の半数以下

    1. +1.2149 [7 / 14] アニプレックス
    2. +0.9654 [3 / _6] メディアファクトリー
    3. +0.9110 [3 / _7] バンダイナムコアーツ
    4. +0.6964 [2 / _5] DMM pictures

  • 平均値以上の作品 : 1本

    1. +1.0548 [1 / _2] エイベックス
    2. +0.6667 [1 / _2] マーベラス
    3. +0.4430 [1 / _5] NBCユニバーサル (ジェネオン)
    4. +0.2593 [1 / _8] 角川

  • 平均値以上の作品 : なし

    1. +0.5882 [0 / _3] キングレコード
    2. +0.3000 [0 / _2] オーバーラップ
    3. -0.2564 [0 / _2] 彗星社


凡例

  • 平均評価 [好評数 / 作品数] 販社名
  • : 平均値以上

グループCは、評価数が少ないので除外しています。


以下、詳細データ


販社別データ

平均以上

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.8374 2902 112 25.9 +0.7316
A 東宝 +1.7619 84 2 42.0 +1.4720
A フライングドッグ +1.2535 71 2 35.5 (+1.2059)
A アニプレックス +1.2149 456 14 32.6 +1.0298
A ポニーキャニオン +1.2034 177 5 35.4 +1.0654
A エイベックス +1.0548 73 2 36.5 +0.7273
A ハピネット +0.9721 215 7 30.7 +0.7162
A メディアファクトリー +0.9654 231 6 38.5 +0.6789
A バンダイナムコアーツ +0.9110 191 7 27.3 +0.7962
B バップ +0.8780 41 2 20.5 +0.2905

平均以下

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.8374 2902 112 25.9 +0.7316
B DMM pictures +0.6964 112 5 22.4 +0.6158
B マーベラス +0.6667 30 2 15.0 +1.0492
A キングレコード +0.5882 85 3 28.3 +0.9243
A NBCユニバーサル (ジェネオン) +0.4430 158 5 31.6 +0.5193
A オーバーラップ +0.3000 70 2 35.0 +0.4265
A 角川 +0.2593 270 8 33.8 +0.5576
B 彗星社 -0.2564 39 2 19.5 +0.1809

グループC

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.8374 2902 112 25.9 +0.7316
C 東映 +1.1143 35 1 35.0 +0.8689
C TCエンタテインメント +1.0256 39 1 39.0 (+1.0526)
C ビジュアルアーツ +0.9565 23 1 23.0 (+0.5926)
C ワーナー・ホーム・ビデオ +0.8421 38 1 38.0 (+0.4242)
C ギャガ +0.6897 29 1 29.0 (△-0.0500)
C 松竹 +0.4762 21 1 21.0 (+0.5000)

<組分けについて>

まずは、各販社を評価数を基準に、 3つのグループに分けていることを確認して下さい。
簡単に説明すると、A→B→Cと、だんだん評価数が少なくなります。
(データの誤差が大きくなります)


  • グループ A : 評価数が多い
    1作品あたりの評価数が平均値以上
  • グループ B : 評価数が少ない
    1作品あたりの評価数が平均値未満
  • グループ C : 評価があまりついていない
    作品数:1、または評価数の総計が、 1作品あたりの平均評価数以下
  • 1作品あたりの評価数 : 25.9

[前回]

  • 2021/4-2022/3月期の平均値。
  • 2022/5月現在の数値を使用。
  • (数値)は、前回グループCのため、 比較してもあまり意味はありません。
  • (-) は、前回と同じ数値。
  • . は、前回は数値なし。

関連

以下、個別データ編は、別ページにしました。


過去記事


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