アニメ調査室(仮): DVD販社で分けてみる65 (その1) 販社別まとめ編

DVD販社で分けてみる65 (その1) 販社別まとめ編

2022年12月11日

[最終更新 2022/12/11]

今回は、
2022/1月期 - 2022/9月期終了アニメのDVD販社別一覧表。
(第64-66回調査)
表に使用したのは、2022/11月現在のデータです。

これを見ると、好調な会社、不調な会社がわかる...かも?

対象は、20社。
上位 6社で作品数の 4割を販売。
好評作品が多いのは、
アニプレックス、ハピネットなど。

長くなったため、分割。
こちらは、販社別まとめ編です。

今回は、変則で2022年 1-9月の集計。
評価数がある程度あった、グループ A、Bは、 20社。
作品数上位の 6社が、全体の 4割を占めています。
(70 / 170、41.2%)

リストは同率 5位まで。(6社)

20社中、平均値以上の好評作品が販売作品の半数を超えたのは、7社。
この内 6社は、全体の平均評価を上回っています。

好評作品の数は、
アニプレックスの11本が最多。

好評作品の割合が半数以下ながら複数あったのは、5社。
この中で、評価が平均を超えたのは、2社。

好評作品が 1つでもあったのは、6社。
平均値以上の作品がない販社は、2社でした。

凡例

グループCは、評価数が少ないので除外しています。

以下、詳細データ

平均以上

組	販社名	平均評価	評価数	作品数	平均評価数	前回
-	平均値	+0.7882	4292	170	25.2	+0.8374
A	東宝	+1.7619	84	2	42.0	(-)
A	フライングドッグ	+1.2535	71	2	35.5	(-)
A	アニプレックス	+1.2254	630	19	33.2	+1.2149
B	マーベラス	+1.1698	53	3	17.7	+0.6667
A	エイベックス	+1.0392	153	6	25.5	+1.0548
A	メディアファクトリー	+0.9835	364	10	36.4	+0.9654
B	松竹	+0.9778	45	2	22.5	(+0.4762)
A	ハピネット	+0.8764	275	9	30.6	+0.9721
A	ポニーキャニオン	+0.8151	292	9	32.4	+1.2034
A	TCエンタテインメント	+0.7887	71	2	35.5	(+1.0256)

平均以下

組	販社名	平均評価	評価数	作品数	平均評価数	前回
-	平均値	+0.7882	4292	170	25.2	+0.8374
A	バンダイナムコフィルムワークス	+0.7756	312	12	26.0	+0.9110
A	ワーナー・ホーム・ビデオ	+0.7571	70	2	35.0	(+0.8421)
A	キングレコード	+0.7478	115	4	28.8	+0.5882
A	東映	+0.6471	68	2	34.0	(+1.1143)
A	DMM pictures	+0.6238	202	8	25.3	+0.6964
A	NBCユニバーサル (ジェネオン)	+0.4897	194	6	32.3	+0.4430
B	バップ	+0.4627	67	3	22.3	+0.8780
A	角川	+0.4185	368	11	33.5	+0.2593
A	オーバーラップ	+0.3000	70	2	35.0	(-)
B	彗星社	-0.2692	52	3	17.3	-0.2564

グループC

組	販社名	平均評価	評価数	作品数	平均評価数	前回
-	平均値	+0.7882	4292	170	25.2	+0.8374
C	MAGES.	+1.7586	29	1	29.0	.
C	ビジュアルアーツ	+0.9565	23	1	23.0	(-)
C	ギャガ	+0.7000	30	1	30.0	(+0.6897)
C	株式会社STUDIO SOTA	+0.1053	19	1	19.0	.
C	アメイジングD.C.	-0.0526	19	1	19.0	.

<組分けについて>

まずは、各販社を評価数を基準に、 3つのグループに分けていることを確認して下さい。
簡単に説明すると、A→B→Cと、だんだん評価数が少なくなります。
(データの誤差が大きくなります)

[前回]