アニメ調査室(仮): 平均値では分からないもの (第67回調査分)

平均値では分からないもの (第67回調査分)

2023年02月25日

[最終更新 | 記事作成日 2023/2/25]

アニメ調査の結果発表には、主に平均値を使用しています。
しかし、実際には、それだけでは分からないものもあります。
今回は、評価のばらつきについて書いてみます。

評価のばらつきについて調べるため、今回は、評価の分散を求めました。
分散とは、それぞれの評価と平均値との差を数値化したものです。

と、ここまでコピペ

ひとこと感想

今回、最も評価が割れた作品は、
お昼のショッカーさんでした。

対象は、'22/10-12月期終了アニメです。
データは、'23/2/25時点のものを使用しています。

評価数10未満は、参考値としています。

分散 1.4以上

分散 1.2以上

分散	評価数	作品名
1.6564	1180	全評価
1.3878	21	PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL
1.3584	32	勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
1.3532	29	虫かぶり姫
1.3420	35	新米錬金術師の店舗経営
1.3382	31	農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。
1.3355	35	4人はそれぞれウソをつく
1.3100	20	名探偵コナン犯人の犯沢さん
1.2747	29	忍の一時
1.2181	28	惑星のさみだれ

分散 1.0以上

分散 1未満

分散	評価数	作品名
1.6564	1180	全評価
0.9906	31	夫婦以上、恋人未満。
0.9695	19	聖剣伝説 Legend of Mana The Teardrop Crystal
0.9660	26	うたわれるもの二人の白皇
0.8935	43	チェンソーマン
0.8900	20	モブサイコ100 III
0.8900	10	VAZZROCK THE ANIMATION
0.8760	11	夜は猫といっしょ (ネット配信)
0.8079	37	ヤマノススメ Next Summit

分散 0.8未満

参考値 (評価数 10未満)

上の表だけでは、何を意味するのかわからないと思うので、実際の評価数を見て比較してみます。

分散がもっとも小さい
ぼっち・ざ・ろっく! の評価

分散がもっとも大きい
お昼のショッカーさんの評価

最終評価平均値 : S評価からE評価までの平均値

解説

分散がもっとも小さい
ぼっち・ざ・ろっく! は、
多くがS,A評価でD,E評価はありません。

対して、
分散がもっとも大きい
お昼のショッカーさんは、
S評価がなく A-E評価は同数となっています。

結果、分散が小さい作品は、平均値に納得できる人が多くなります。
逆に、分散が大きい作品は、平均値に不満を持つ人が多くなります。

上記、評価数の詳細は、各作品ページに載せているものです。
これを見ることで、評価のばらつき具合が、ある程度わかると思います。

結果をみるときの参考にしてください。