DVD販社で分けてみる72 (その1) 販社別まとめ編

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[最終更新 2024/9/15]

今回は、
2024/1月期 - 2024/6月期 終了アニメ のDVD販社別一覧表。
(第72-73回調査)
表に使用したのは、2024/8月現在のデータです。

これを見ると、 好調な会社、不調な会社がわかる...かも?


対象は、17社。
上位 4社で作品数の 1/3 を販売。
好評作品が多いのは、
メディアファクトリー、 ハピネット、 など。


長くなったため、分割。
こちらは、販社別まとめ編です。


寸評

今回は、2024年 1-6月の集計。
評価数がある程度あった、グループ A、Bは、 17社。
作品数上位の 4社が、全体の 1/3 を占めています。
(46 / 131、35.1%)

  1. 16本 : アニプレックス
  2. 12本 : ハピネット
  3. 10本 : メディアファクトリー (KADOKAWA)
  4. _8本 : 角川 (KADOKAWA)

リストは 4位まで。


17社中、平均値以上の好評作品が 販売作品の半数を超えたのは、3社。
この 3社は、全体の平均評価を上回っています。

好評作品の数は、
メディアファクトリー (KADOKAWA) の 6本が最多。


好評作品の割合が半数以下ながら複数あったのは、7社。
この中で、評価が平均を超えたのは、4社。


好評作品が 1つでもあったのは、6社。
平均値以上の作品がない販社は、1社でした。


  • 平均値以上の作品 : 2本以上、販売作品の半数超

    1. +1.5137 [4 / _6] 東宝
    2. +0.8896 [6 / 10] メディアファクトリー (KADOKAWA)
    3. +0.7263 [2 / _3] ギャガ

  • 平均値以上の作品 : 2本以上、全販売作品の半数以下

    1. +1.1860 [2 / _4] エイベックス
    2. +0.9349 [2 / _6] ポニーキャニオン
    3. +0.8454 [2 / _4] NBCユニバーサル (ジェネオン)
    4. +0.7699 [2 / _4] キングレコード
    5. +0.6827 [3 / _8] 角川 (KADOKAWA)
    6. +0.4290 [5 / 12] ハピネット
    7. +0.4144 [4 / 16] アニプレックス

  • 平均値以上の作品 : 1本

    1. +0.9385 [1 / _2] フリュー
    2. +0.6462 [1 / _3] バップ
    3. +0.5818 [1 / _4] バンダイナムコフィルムワークス
    4. +0.4419 [1 / _6] DMM pictures
    5. +0.3504 [1 / _5] 松竹
    6. +0.3443 [1 / _2] TCエンタテインメント

  • 平均値以上の作品 : なし

    1. -0.0938 [0 / _2] 彗星社


凡例

  • 平均評価 [好評数 / 作品数] 販社名
  • : 平均値以上

グループCは、評価数が少ないので除外しています。


以下、詳細データ


販社別データ

平均以上

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.6901 3040 131 23.2 +0.6925
A 東宝 +1.5137 183 6 30.5 +1.5687
B エイベックス +1.1860 86 4 21.5 +0.9375
A フリュー +0.9385 65 2 32.5 +0.4524
A ポニーキャニオン +0.9349 169 6 28.2 +0.6194
A メディアファクトリー
(KADOKAWA)
+0.8896 308 10 30.8 +0.4777
A NBCユニバーサル (ジェネオン) +0.8454 97 4 24.3 +0.6463
A キングレコード +0.7699 113 4 28.3 +0.3930
A ギャガ +0.7263 95 3 31.7 +0.6667

平均以下

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.6901 3040 131 23.2 +0.6925
A 角川 (KADOKAWA) +0.6827 249 8 31.1 +0.8138
B バップ +0.6462 65 3 21.7 +0.9452
A バンダイナムコフィルムワークス +0.5818 110 4 27.5 +0.9404
B DMM pictures +0.4419 129 6 21.5 +1.0433
A ハピネット +0.4290 331 12 27.6 +0.6645
B アニプレックス +0.4144 362 16 22.6 +0.6041
A 松竹 +0.3504 117 5 23.4 +0.6689
A TCエンタテインメント +0.3443 61 2 30.5 +0.1250
B 彗星社 -0.0938 32 2 16.0 +0.2535

グループC

販社名 平均評価 評価数 作品数 平均評価数 前回
- 平均値 +0.6901 3040 131 23.2 +0.6925
C ユニバーサル +2.1818 33 1 33.0 (+1.2174)
C フロンティアワークス +0.8235 34 1 34.0 +0.7320
C 日本コロムビア +0.6563 32 1 32.0 +0.7917
C オーバーラップ +0.6000 35 1 35.0 +0.6212
C マーベラス +0.4483 29 1 29.0 +0.6935
C 東映 +0.1613 31 1 31.0 +0.6186

<組分けについて>

まずは、各販社を評価数を基準に、 3つのグループに分けていることを確認して下さい。
簡単に説明すると、A→B→Cと、だんだん評価数が少なくなります。
(データの誤差が大きくなります)


  • グループ A : 評価数が多い

    1作品あたりの評価数が平均値以上

  • グループ B : 評価数が少ない

    1作品あたりの評価数が平均値未満

  • グループ C : 評価があまりついていない

    作品数:1、または評価数の総計が、 1作品あたりの平均評価数以下

  • 1作品あたりの評価数 : 23.2

[前回]

  • 2023/4-2024/3月期の平均値。
  • 2024/5月現在の数値を使用。
  • (数値)は、前回グループCのため、 比較してもあまり意味はありません。
  • (-) は、前回と同じ数値。
  • . は、前回は数値なし。

関連

以下、個別データ編は、別ページにしました。


過去記事


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