修正ふたたび

カテゴリ : 実験室

評価方法が異なる第1、2回調査と、第3回以降の調査の数値を 比較する企画その2

この記事は、修正方法について書いているだけなので、
「そんな事に興味はない。結果だけ見せろ!」
という方は、こちらの記事をご覧ください。
歴代ランキング(偏差値順)

<前回の流れ>

前回は、旧調査の得点を変える方法で比較を試みました。
修正してやるっ!(前回の記事)
ですが、最新第6回の調査を加えると、 「E評価の割合がほぼ同じ」という前回記事の前提条件が、 変わってきてしまったので、今回は別の方法にしてみます。

<評価使用比率>

旧調査[第1、2回]

  • A 20.8%
  • B 29.4%
  • C 29.6%
  • D 13.5%
  • E 6.6

新調査[第3~6回]

  • S 8.5
  • A 21.5%
  • B 25.4%
  • C 26.9%
  • D 12.0%
  • E 5.7

参考(前回までの比率、第3~5回)

  • S 7.9
  • A 20.5%
  • B 24.5%
  • C 28.1%
  • D 12.4%
  • E 6.5

▽詳細

評価SABCDE合計
使用数(旧) 03364764792191071612
使用数(新) 3077759169684312053602
比率(旧) 0.0%20.8%29.4%29.6%13.5%6.6%100%
比率(新) 8.5%21.5%25.4%26.9%12.0%5.7%100%

旧 : 1、2回調査の合計、新 : 3~6回調査の合計
注 : 四捨五入により、100%にならない場合があります。


<今回の方法>

で、どうやって比較しようかと考えたのですが、 こういう時使うのは、やはり偏差値だろう ということで、無難に偏差値を使うことにしました。

具体的には、旧調査と新調査ともに、新調査の採点法で採点した 評価平均を求め、それを元に標準偏差を算出、 偏差値を割り出しました。

<採点基準>
符号 S A B C D E
評価 とても良い 良い まあ良い 普通 やや悪い 悪い
得点 +3 +2 +1 0 -1 -2

注 : 旧調査にはS評価がないため評価平均の数値が低めになります。

<評価平均の計算式>

[評価平均]=[(各評価数×得点)の合計] / [評価数]

<平均値、標準偏差>
(標準偏差の計算法については省略)

新旧評価平均標準偏差
旧調査+0.44221.1533
新調査+0.70681.3152

<偏差値の計算式>

[偏差値]=([評価平均]-[新旧調査の評価平均])×10 / [標準偏差]+50

計算例

涼宮ハルヒの憂鬱(旧調査)
(1.5806-0.4422)×10 / 1.1533+50
=59.87

らき☆すた(新調査)
(1.5075-0.7068)×10 / 1.3152+50
=56.09

と、だいたいこんな感じになります。 (計算例に選んだ作品に、特に意味はありません)

この結果に基づいて作った歴代ランキングは、こちらからご覧ください。
歴代ランキング(偏差値順)

まあ、問題点を挙げれば、計算方法がこれで合っているのか 全く自信がないことか・・・

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